腰痛を治すにはコルセットを外すべき?!

腰痛でお悩みならコルセットを巻いている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

特に、一度ひどい腰痛をご経験されるとなかなかコルセットを手放せないと思います。

しかし、もしもそのコルセットを外した生活が送れるようになったらいかがでしょう？

コルセットを手放すのはちょっと不安ですが、腰痛にとったら実は良いことに繋がるかも知れません。

腰痛にコルセットを巻く効果とは？

そもそも、コルセットにはどんな効果があるのでしょうか。

一つ目は「姿勢の安定」です。

コルセットを巻くことでお腹の圧力が高まります。

そうすると体幹が固定されて体を支えやすくなるため、腰回りの負担が軽減されるのです。

もう一つは「運動の制限」です。

腰痛は動かすと「イテテテ！」となりますよね。

コルセットは動きを抑えて保護してくれます。

この二つの効果が、腰痛の際に巻くコルセットの大きな役割です。

コルセットに頼らない腰痛の治し方

コルセットの効果が一番発揮されるのは、実は「急性期」とされる初期の腰痛です。

それ以降もずっと巻いていると、本来今まで守ってくれていた腰回りの筋肉が弱くなってしまうデメリットもあるのです。

腰を支えてくれる筋肉が弱くなる⇔またコルセットに頼ってしまうということを行ったり来たりしながら、ついには手放せなくなってしまうんですね。

確かにコルセットを巻いている間は腰痛が楽になっていますが、次なるステップは腰痛そのものをしっかり治すこと。

それにはコリ固まった筋肉を緩めたり、ゆがんだ骨盤や背骨を整えることが重要になります。

今まで巻いていたコルセットを、いきなり急に外すのはちょっと勇気がいるかも知れませんが、体のゆがみが整ってくると外していることの方が楽になってきます。

しっかり治療と並行しながら、少しずつ不安が起こらない範囲でコルセットを外していかれるのが理想的ではないでしょうか^^