腰痛のときにマッサージを思い浮かべる方は多いと思います。
当整骨院にいらっしゃる方からも、よく「マッサージは強い方が効くの?」と質問を受けることがあります。
確かに強い刺激は何となく「効きそう」な気がしますよね。
果たして、強い刺激のマッサージは本当に腰痛を改善させることができるのでしょうか?
強いマッサージは腰痛を悪化させる?!
マッサージは主に、血行不良で硬くなった筋肉を揉みほぐして柔らかくさせる目的があります。
では、どういうときに強い刺激のマッサージを欲するのでしょう。
それは筋肉の硬さがパワーアップしたときです。
硬い筋肉ほど感じ方が鈍くなってしまうんですね。
それだけヤバイ状態というわけです。
しかし、硬くても鈍くても筋肉であることには変わりません。
何度も繰り返し強い刺激でマッサージを受け続けると、筋肉自体が壊れてしまいます。
「打撲」をイメージしていただくとよろしいかと思いますが、それって…お怪我ですよね^^;
これでは、腰痛を楽にしたくて受けていたマッサージが逆効果になってしまいます。
いえ、むしろ悪化させてしまうかも知れません(^_^;)
マッサージだけではない腰痛改善方法とは?
もちろん、常にでなければ強い刺激が必ずしも悪者ということではありません。
しかし、腰痛でお悩みの腰の筋肉は実はそこまで強い力で押さなくても充分緩まるのです。
緩急をつけて施術するのが、専門家の腕の見せどころなのかも知れませんね^^
更に、ちょっと変わったことをお伝えすると、今あなたが感じている腰痛はもしかしたら腰だけが原因ではないことも考えられます。
腰痛の原因は足から来ることもありますし、背中から来ることもあります。
なかなか改善しない腰痛は、マッサージの強さ弱さや、筋肉のコリだけが原因ではないことが少なくありません。
その場合は骨盤などのゆがみを取る、骨格の調整も同時に行うと痛みの出にくい体になっていきます。
「腰痛」といっても全身の状態をしっかり診てもらうと、根本改善に繋がるんですね(^^)