冷やす？温める？腰痛の改善方法とは?!

辛い腰痛はいち早く改善させたいものです。

その際に「腰が痛い時って冷やした方がいいの？温めた方がいいの？」と、よくご相談を頂きます。

確かに痛んでいるところに氷を当てる場面を見ることもあれば、温泉の効能には「腰痛に効果的」と書かれているので、どちらが腰痛改善になるのか判断するのは難しいと思います。

実は、冷やすか温めるかは腰痛のタイプによって変わるのです。

冷やした方が改善しやすい腰痛

• 重たい物を持ち上げた…
• くしゃみをした…

など、何か動作をして急に痛くなった腰痛は冷やした方がいいタイプです。

この場合の腰は炎症といって熱を持っている状態になっています。

熱があるなら冷やしてあげた方が痛みは治まりやすいのです。

ご自分で炎症があるかわからない時の目安で「イテテテ！」と、激しく鋭い痛みを感じる腰痛も冷やした方が無難です。

温めた方が改善しやすい腰痛

特に何の動作も無く痛むような場合は、温めた方がいい腰痛である事が多いです。

例えば、デスクワークなどで長時間座っていると痛くなってきたり、立ちっぱなしが続くと段々痛くなってくるような腰痛ですね。

この場合の腰は血行が悪くなっていて筋肉がガチガチです。

温める事で血の巡りが良くなり、固まった筋肉が緩むので腰痛が改善しやすいのです。

しかし、冷やすor温めるだけで改善する腰痛は軽度であることが多く、ほとんどは一時しのぎの対処法となります^^；

なぜかというと腰痛は骨盤や背骨（骨格）の歪みを伴います。

それを改善させないままでは腰への負担が常にある状態なんですね。

冷やせばいいのか、温めた方がいいのかの目安はお判りいただけたと思います。

それでも長引く腰痛の改善は一度骨盤・骨格について考えてみてはいかがでしょうか^^？